4-1 新聞広告

■発行部数について

栃木県内の新聞発行状況ですが、朝刊の合計で703千部となっています(2011年)

内訳としては、
下野新聞    315千部(44.8%)
読売新聞    196千部(27.8%)
朝日新聞     82千部(11.7%)
毎日新聞     41千部(  5.9%)
産経新聞     31千部(  4.5%)
日経新聞     31千部(  4.4%)
東京新聞      6千部(  0.9%)
となっており、地元紙である下野新聞が44.8%と一番大きく、以下、読売・朝日・毎日となっています。

なお、栃木県の世帯数は766千世帯、事業所数96千事業所と戸別配達対象先は862千ヶ所。
単純に発行数/対象先数でのカバー率は81.6%。
複数誌購読先等を考慮すると、宅配新聞は約70%をカバーしていると見込めます。

新聞データアーカイブ[日本新聞協会
新聞に関する調査

一方で、地域別の特徴を見てみると

全発行部数の地域割合は、
県央[宇都宮・鹿沼] 234千部(33.3%)
県南[栃木・佐野・足利・小山]267千部(38.0%)
県北[那須・塩原]114千部(16.2%)
県西[日光・鬼怒川]32千部(4.6%)
県東[真岡・益子・烏山]55千部(7.9%)

地域別各紙のシェアは以下のとおり。



上記を踏まえて、各紙の特徴をまとめてみると以下のとおり。

<下野新聞>
発行部数約30万部で、県内シェア44.8%の最大発行部数を誇る地元紙。
ただし地域別の特徴として、県央が45%、県北・県東・県西が60%超であるのに対して、県南が30%となっている。

<読売新聞>
発行部数約20万部で、県内2位。
地域別では下野新聞の逆で、県北・県東・県西が10%台であるのに対して、県南が約40%、県央が25%と高くなっている。

<朝日新聞>
発行部数約8万部で、2位の読売新聞の半分以下。
ただし、地域的な偏りは少なく、ほぼ全域で約10%を占める。

<毎日新聞>
発行部数は約4万部で、読売新聞の1/5、朝日新聞の1/2。
地域別では、県央・県南で約6%、県北・県東・県西で約5%。

<産経新聞>
発行部数は約3万部。
県央・県南が約5%、県北で約4%、県東・県西は2%未満となっている。

<日経新聞>
発行部数は、産経新聞と同規模の約3万部。

<東京新聞>
発行部数は6千部。


■新聞広告費用

新聞広告を行なう場合、費用は大きく、「広告デザインを制作する費用」と「広告を掲載する費用」の2つで構成されます。
また、広告を掲載する場合、各新聞社との取引口座を持つ広告代理店経由での取り引きとなりますので、直接、新聞社へ広告掲載申込を行なった場合、どちらかの代理店さんを紹介されることとなります。

ちなみに、弊社でお客さまの広告を総合的にプロデュースする場合、弊社は広告代理店ではありませんので、お取り引きのある広告代理店さまの中から、その企画にあった新聞社さまと取り引きがあり、コスト等の条件が最適な代理店さまに紙面確保をお願いしています。

・広告デザインを制作する費用
 価格は内容によります。
 なお、写真撮影やイラスト制作、コピー(=文章)作成等の広告素材の作成と、それを総合的にデザインする費用で料金は構成されます。

・広告掲載料
 新聞に広告を掲載する費用です。

 新聞の広告料金の単位は、紙面に掲載する広告の面積になります。

 下野新聞社の掲載面積詳細はこちら。
 下野新聞社の掲載料金はこちら

 目安:モノクロ広告掲載面積と掲載料金概算
 広告原稿制作料、消費税別途




 読売新聞社の掲載面積詳細はこちら。
 読売新聞社の栃木版掲載料金はこちら

 目安:広モノクロ告掲載面積と掲載料金概算
 広告原稿制作料(一般的なデザイン)込み、消費税別途


■新聞広告について
新聞広告の最大の特徴は、新聞の持つ公共性に起因し、そこに掲載される広告にも信頼感、信用を感じてもらえるため、説得力のある広告効果が期待できます。
合わせて、それは紙面となっているため、記録性や反復性が期待できます。

[参考:新聞媒体の概況]
新聞の発行部数(2011年分・新聞業界全体版)
新聞広告費と広告費相場の変化(2011年分反映版)
新聞広告とインターネット広告の「金額」推移
 

(2013/04/02)